2016年 ハンブルク日本映画祭正式出品
本当はもっと、しゃべりたかったんだ。
残された時間、10秒。
愛する人が消える時、何を伝えればいいのだろう。
突然人が消える、という現象が世界中で頻発し、地球の人口は99%以上が消滅した。
原因は不明だがしばらくして、人が消える際には不自然に首が曲がり、その瞬間から10秒後に消えることがわかった。
東京で、婚約者が消えてしまった男と、幼い娘が消えてしまった女が出会う。
二人はただひたすらセックスをして、終末へと向かう時間を怠惰に過ごしている。
そんなある日、男は自分が未来から来たことを思い出す。
しかし、何のためにこの時代に来たのか思い出せない。
世界の鍵となるかもしれない真実を探し混乱する男と、寄り添う女。
そして、女の首が曲がる…。
2016/37min/4K/カラー
脚本・監督:福島拓哉
プロデューサー:
本井貞成、岩本光弘、福島拓哉
撮影監督:木村和行
撮影:難波俊三
照明:高橋拓
美術:安藤秀敏、菊地実幸
ヘアメイク:榎本愛子
制作担当:久保田辰也
音響監督:UNpro by hideki
音楽:関口純(トルコ石)、Unnecessary Noise Prohibited
出演:高橋卓郎、中野未穂、稲村梓、園部貴一
オフィシャルサイト
https://takuyafukushima.wixsite.com/legacytime